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狂人作家         黒田幻の日記

    心理学・精神分析に興味を持っていた社会不適応者。ついに自分自身が精神病になる。    幻覚・幻聴実体験記「狂気」絶賛発売中!

ヘテロセクシャルとバイセクシャルとモノセクシャル

 私は、多少の性別違和があるとはいえ、全く男と言うわけではないので、LGBTでいうところのTに入るかといったらそうでもないし、あえていえばLGBTQ(QはクエスチョンのQ)といった場合のQに入ると思う。

 ただ、他人から見るとB(バイセクシャル)に入ると思われるらしく、自分では何かこれに違和感があった。

 女性と付き合った事もあるが、その事がそんなに重大になるわけでもなく、私にとって人生でしんどいと思う事は、もっぱら自分が女性である事に対する違和感の方なので、自分ではTの方に入れられる方がしっくりくるのだ。

 それ以外に、Bがどうしてもしっくりこない理由があった。

 Bの人は、リバだという人が多い。(違う人もいると思うが)

 リバというのは、男性(役)に対して女性役、女性(役)に対して男性役になる事が多い、という意味だ。

 あるバイセクシャルの人と話していて、話をしていた時はピンと来なかったが、後からなるほど!と思った事がある。

 それは、彼はヘテロの人達の中にいても、ゲイの人達の中にいても、自分は彼らとは違う、といった感覚がある、という話で

 「ゲイとかレズビアンっていうのは、モノセクシャルだから」と言った事だ。

 ここに、まさに私が、自分はBではない、と漠然と感じていた事へのヒントがあった。

 私はリバではなく、男性にも女性にも基本同じスタンスだという事なのだ。

 私は男性を好きになっても、女性を好きになっても、どちらもモノセクシャル的な感覚で好きになっていたのである。

 恋愛という場面だけでなく、普通の間柄の人に対しても、どっちかが異性で、どっちかが同性、という感覚が、たぶん他の人達と比べると無いというか、極端に少ないのだと思う。

 これこそが、ストレートの人達やリバだという人達の恋愛観、いや、恋愛の話題の時だけじゃなくてもっと日常のジェンダー観が、なんか私にはしっくりこないなぁ、と長年感じていた理由だった。