狂人作家         黒田幻の日記

    心理学・精神分析に興味を持っていた社会不適応者。ついに自分自身が精神病になる。    幻覚・幻聴実体験記「狂気」絶賛発売中!

占い

 信じてないのに、つい暇な時に見てしまう、星占いとか血液型占い。

 無料のしか見ないけど。

 

 当たりそうで当らない所がなんとも言えない。

 血液型はO型なのだが、マイペースは非常に当っているが、性格から血液を当ててみましょうとかでは、B型>A型>AB型(?)>O型みたいな感じになる。

 

 星座は牡牛になるのだが、子供の頃図工が得意科目で、今音楽に関する事をやっている辺り当たりそうな予感がするのだが、味覚も発達していて~はかなり怪しい。

 グルメ。食い意地が張っているという点は確かに当っている。

 しかし、それゆえに、食えさえすれば何でも美味しいと思うタイプのようで、私はどんな料理でも、不味いと思った事がないのだ。

 それ故か、今まで手料理を振る舞った友人と言うのは、ことごとく、一口食べて、一瞬妙な顔をし、我慢大会のように無言で最後まで食べ続けるか、話に夢中になっている振りをしてほとんど残して帰るか、そのどちらかのパターンである。

 

 そして、一番当らないのが恋愛。

 一途で束縛が激しいというが、束縛するのもされるのも嫌い。

 基本、皆がOKなら、乱婚制でいいと思っている。

 それでいて、恋人がいないならいないで、何年いなくても一向に構わない。

 束縛してくる恋人だったらいない方が良い。

 

 考えが保守的だというのもねぇ。

 今回は政治の事は言わないでおこう。

(というのは、私は安倍政権は保守とは思わないので、保守≒自民党という前提では、話がややこしくなるから)

 単純に、生き方、恋愛観とかで考えると、保守的な意見というのと大抵合わない。

 

 ちなみに、シド・ヴィシャスは牡牛座である。

 やっぱ当んないよねぇ。

 自分がシドに似てるとも思わないが…。

 

 20代の頃。

 かの有名な壺を売りつける宗教の勧誘に合った事がある。

 「無料で手相を見てあげましょう」←ちなみに、これがこんなに有名になって、何十年たった今も、同じ手を使っているのだ。

ちなみに、最初の手相では良い事ばかりを言う。

そして、「私達は、色んな占いを研究しているサークルです。良かったら、他の占いもやっているので、遊びにきませんか?」

その言葉に興味本位でついて行ったら、変な事をどんどん言われて、壺とか印鑑とか、色んなカタログを出してきて、しまいには「浄財」の説明をされた。

 「仏に帰依すると言うのは、心も体も財産も、すべて投げ打って仏に仕える事です。浄財と言うのは、お金だけと思われるかもしれませんが、お金というのは、あなたの心や体を使って稼いだもの、だから、財産を寄付するというのは、仏に帰依するのと同じ効用があるのです」

 その人が言ってきた変な事というのは、縁遠いとか子宝に恵まれず、このままでは家系が途絶えるとか、私にとってはどうでもいい事ばかりだった。

 だから、「まぁ、信じてないけど暇つぶしで来ただけですから」と正直に言うと

「あなたは、そのままでは地獄に落ちますよ!」と怒り狂った。

 こんな詐欺師みたいな人達ばっかいるのが天国なんだったら、地獄行った方がましだわwと思い、笑って帰った。

 

 全ての占い師をディスるつもりはないが、そもそも、恋愛とか、異性愛前提しかなかったりするのが、やっぱ当らないよなぁ、と思ってしまう。