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狂人作家         黒田幻の日記

    心理学・精神分析に興味を持っていた社会不適応者。ついに自分自身が精神病になる。    幻覚・幻聴実体験記「狂気」絶賛発売中!

Xジェンダーの研究会

 土曜日、Xジェンダーの研究をしているソニヤ・デールさんという方の講演会があるらしい。

 

性自認Xの会主催「日本でXジェンダーに当てはまる性自認の調査と現状についての報告会」

【日時】 2017年2月25日土曜日14時00分から16時30分(開場:13時40分)

【会場】 あんさんぶる荻窪・第2会議室(東京都杉並区荻窪5丁目15番地13号)

【参加費】 1000円

【講師紹介】 ソニヤ・デール(一橋大学社会学研究科特別講師)

2014年上智大学で博士号を取得。博士論文はXジェンダーというアイデンティティの考察で、Xジェンダーの社会的および歴史的な背景を基に、当事者の経験やアイデンティティのナラティブを調査。現在、博士論文に基づいて本を執筆中。社会学という分野において、クィア理論、ジェンダーセクシュアリティ研究、、エスニシティと人種問題などについての授業を担当。様々な視点からの社会的な「マイノリティ」に関心を持っている。

 

 かつては、トランスの中でも居場所がなく、存在自体を無いものとされてきたXジェンダーが、それだけで研究材料となるとは、という感がある。

 

 ソニヤさんという方の研究と、私が思っているトランスとXジェンダーの違い等について、カブっている所があるかどうかはわからないが、私なりに思った事があるので書いてみたい。

 

 先日、FTMの方とお話する機会があった。

 その方は、自分も結婚したいし(男として、嫁さんをもらって身を固めたい)、友達の女性がずっと結婚しないのを心配していた。

 つまり、普通の(今は結婚も恋愛もしたくない男性が増えているというから、普通と言っていいのかわからないが)男性と同じ感覚を持っているといえる。

 

 対して、私は女性としても男性としても結婚したいという願望が無い。

 これを、その時は、その男性(FTM)に説明するのに、両親の仲が悪かった事など、結婚にいいイメージがわかない事を理由にしてしまったのだが、後になって、気になってしょうがなくなった事がある。

 

 それは、「じゃあ私は、両親が仲が良い家庭に育って、家族トラウマなど無かったら、結婚したかったのだろうか?」という疑問である。

 で、これは、考えれば考えるほど、いや、例え両親の仲が良く、祖父母にDVなど無かったとしても、やはり私は結婚したくなかっただろう、と思えてきた。

 

 失われた半身、という神話があるが、ヘテロの人やゲイやレズビアンが男と女、男と男、女と女の片割れを探しているとすれば、トランスジェンダーが自分の身体が違うだけで、やはり異性(身体的には自分の元の身体と同じ性の、という事になるが、ここは心の性で語りたい)や同性を求めているのに対し、Xジェンダーは、自分自身が一人でいながらその半身と一体になった状態を探し求めている性だともいえる気がする。

 

これに関しては、また、後に、もっと詳しく書いてみたい