狂人作家         黒田幻の日記

    心理学・精神分析に興味を持っていた社会不適応者。ついに自分自身が精神病になる。    幻覚・幻聴実体験記「狂気」絶賛発売中!

ダイエット1週間目

 ほぼ毎日、筋トレとウォーキングも1時間位してるのに、ちっとも痩せやしない。

 ウォーキングは雨の日と、夜用事がある時はしていないので、まだ1週間切ってないから、毎日とは言えないかもしれないが。

 今日は、出てから雨に降られた。

 が、幸いな事に、ちょうどいつも折り返し地点にしているファミレスの近くだったので、雨宿りできた。

 ウォーキング中は、通常持っている財布は持ち歩かないが、小銭入れに何百円か入れて持っていたので助かった。

 ところで、私は、普段部屋着とか寝間着は、首が伸びきって普段着には着れなくなったTシャツを着ている。

 ウォーキングもその格好で、もちろん店に入るのは想定外。

 今日は、首が伸びているのみならず、首回りは完全に擦り切れ、生地自体も洗濯し過ぎで薄くてテロンテロンになったやつを着ていた。

 しかもデブ。

 かなりみっともない。

 コーヒーのみで粘る事30分。

 店の外に出ると、かなり降ったらしく、ところどころ水溜りが出来ていた。

 雲の切れ目から見える満月が綺麗だった。

2曲目(DTM)

soundcloud.com

今、studio one prime という無料ソフトで作っています。

もう少し操作に慣れたら有料版に移行しようと思ってます。

 

てか、UPしてから聞いてみたら、DTMの方で作ったシンセとかストリングスの音全然聴こえないじゃん。

最初、ミックスダウンした時、ギターの音が全然聴こえんと思って、付属音的なもののバランスを抑えたら、今度はギターしか聴こえなくなった。

いよいよダイエットしなければならなくなった

 医者から、体重計を買って毎日乗るように、今から一か月後に予約を入れるから、それまでに1kgは体重を落とすように、と言われてしまった。

 

 一カ月に1kgと言うと楽なようだが、このペースで落としていくと、1年で12kg、2年で24kg、つまり2年後には元の体重より痩せている事になり、本当にそんな事が可能なのか、今から不安だ。

 

 しかし、全く痩せていなければ怒られるので、毎日ウォーキングをして、食事にも気をつけていこうと思う。

 

 と、思っていた矢先に、バンドのドラムの人から、土曜日一緒に個人練習に入ろうと誘いがあった。

 うちのバンドは、クオリティー的には、私とドラムスの高齢二人組が足を引っ張りがちなので、時々二人で個人練習をしている。

 ちなみに、ドラムスは130kgの巨漢である。

 練習は夜なので、とりあえず仕事から帰って来てから蕎麦を食べ、スタジオに向かった。

 

 帰りに、「幻さん、餃子を食べに行こう」とドラムスが行った。

 「え~、もう夕食食べちゃったから遠慮しとくよ」

 「どうしても今餃子が食べたいから付き合ってよ」

 仕方なく満州餃子に入ると、

 「W餃子定食2つ」

 「いや、一つは普通の餃子定食で」

 「いいから、おごるから、W餃子定食2つで」

 この人、デブ仲間を失いたくないんじゃないのか。

 

 日曜日は、朝、とりあえず1時間ほどウォーキングをした。

 以前、同じコースをウォーキングしていたが、全然痩せなかった。

 しかし、ずっとジョギングをする体力はまだないので、とりあえずウォーキング。

 そのうち、ランナーズハイになれる位、走れるようになれば、痩せるのも簡単なんだろうな。

 

 帰って来てから、少し片づけをする。

 今できていない事、それはダイエットと片付けなので、この二つを少しずつやっていき、人間らしい生活を始めようと思う。

 

 ちなみに、今までは洗濯物とかずっと室内干しで、乾くまで何日も家の中に洗濯物が釣り下がっていて、それが乾く時には次の洗濯物が溜まっている、という塩梅だったが、最近、天気予報をチェックしながら、外干ししている。

 

気づいたのは、狭い部屋の中に洗濯物が釣り下がっていないと、当然だが部屋が広々と感じられて気持ちがいい。

 

 日曜日も、朝、ウォーキングに出かける前、洗濯をして外に干したが、いい天気で実に爽やかだ。

 ついでに片づけもしてさらに爽やかな日曜を過ごそうと思った。

 片付けにはBGMが欲しいな。

 TUTAYAで借りたCDをかける。

 再結成したBLACK SABBATHの13。

 当然ながら、全然爽やかでない。

 ま、いっか、こういうの好きだから。

アボカドかグレープフルーツか

 住んでいるアパートの一階の庭に、一応花壇のように石で囲われたスペースがあるが、一階の住人には、そこに花を植えるとか風流な、というか酔狂な人は一人もいない。

 花壇は万年、自生したどくだみでいっぱいになっていた。

 ところが、ある朝、一面に生えていたどくだみが全部刈り取られていた。

 たぶん、大家さんか管理会社が刈っていったのだろう。

 一応、どくだみだって、薬草だし役に立つものなのだが。

 で、刈り取られずに済んだ一本の木があるのだが、これは、私がここへきて間もない頃、芽が出かかった食べ物を、ここに植えた記憶がある。

 アボカドだったかグレープフルーツだったか忘れてしまったが、とにかくそのどちらかである。

 基本二階の住人が、一階の庭へ出るには、狭い塀と建物の間をすり抜けて無理矢理出なければならず、植えてからしばらくは水やりに来ていたが、後は放置していた。

 にもかかわらず、こんなにすくすくと育った。

 実がなるにはまだまだだろうが、果たしてアボカドがなるのか、グレープフルーツなのか、今から楽しみである。

f:id:genkuroda:20160514205231j:plain

小中学校の思い出

 つい最近までやっていたピザ屋のチラシ配りは、私が生まれてから二十歳まで過ごした家があった辺りも、すっぽりエリアに入っているので、私が通った幼稚園、小学校、中学校の前を配る時もあった。

 

 とにかく幼稚園とか学校とかには行きたくなかったのであるが、幼稚園の前だけは、ちょっと懐かしい気持ちになった。

 仲の良かった布団屋の息子の家がまだあった。

 奥まった所で、突き当りにアパートがあり、大家と思われる高齢の女性が草むしりをしていた。

 幼稚園の頃、何度か遊びに行った布団屋のお母さんかもしれなかった。

 でも、さすがに声を掛けるのはためらわれた。

 

 それに比べると、小学校、中学校の前を通る時は、何の感慨も無い。

 今でも、当時の事を思い出すと、糞としか言いようがない。

 当時の写真など一枚も取っていないし、卒業アルバムは速攻捨てた。

 私は、同窓会なるものに、一度も出席した事がない。

 行く気もないし、そもそも誘いも来た事はないが。

 

 小学校低学年の頃の事である。

 同級生四人が、各々私の手足を持って、反動をつけ、床に思いっきり叩きつける。

 あまりの痛さに私が大泣きすると、担任教師が、職員室から顔を出して怒鳴る。

 「黒田さん!今、職員会議中なんだから静かにしなさい!」

 

 学年や担任が変わっても、状況は全く変わらない。

 クラスの半数位が、私をからかい、半狂乱になるのを面白がる。

 教師が入ってきた途端、一人だけが私の前に立ちはだかり、あとの者は皆遠巻きに眺めているだけになった。

 その一人は、私を挑発するだけすると、適宜にかわし、的確なパンチとキックを入れる。

 私は悔しくて泣いてしまう。

 すると、教師が言う。

 「黒田、お前は負けたんだから文句を言うな!」

 タイマンで負けた奴には、何の権利もないのだとその教師は言う。

 教師の前だけタイマンなんだが。

 

 そして、さらに担任が変わった時、やはりその同じ奴といさかいになり、私は奴の腕に噛みついた。

 どんなに殴られようが、始業のベルが鳴るまで離さなかった。

 すると、放課後、職員室に呼ばれた。

 そこには、腕まくりをしたそいつが立っていて、担任の教師が言った。

 「黒田さん、あなた自分のした事をよく見てみなさい!」

 紫に変色した歯型がくっきりついていた。

 「どう?反省したでしょ?」

 「アホか。」私は内心思った。

 私の方は、毎日毎日、登下校、休み時間、給食の時間、もれなく暴力と精神的苦痛にさらされているのだ。こいつの腕に、たまに歯型ができた位、何だって言うんだ。

 反省していないのを見ると、教師はしつこく詰め寄った。

 

 中学へ行っても、ずっと状況は同じだった。

 毎朝、私が登校すると、皆「ゲェェェ!」と奇声を上げ、「ゴキブリ!」と言って、ごみ箱を投げつけたりした。

 ある日、教室移動から戻ると、私のカバンがぐちゃぐちゃに踏みつぶされ、中身がぶち撒けられていた。下敷きは折れ、缶ペンケースはつぶれていた、。

 翌日の教室移動の時、やった奴らのカバンを全部、焼却炉に放り込んだ。

 胸がスカッとした。

 親と教師にどんなに詰め寄られても絶対に口を割らなかったが、焼却する前に、用務員さんにあっさり見つけられてしまった。

 私をいびっていたグループのリーダーの親が、訴訟を起こすと言いだした。

 ざけんな!こっちは毎日嫌がらせに遭って、そもそもカバンだって最初にやられたのに、何が訴訟だ。しかも、こっちは踏み潰されたり折られたりで使えないものが沢山あったが、向こうは、焼却前に発見されたので、ちょっと灰がついた程度だ。

 そいつの家に火を着けに行ってやろうとしたが、親に見つかって阻止された。

 その後、何度も、夜寝る前に、包丁を鞄に入れておいたが、必ず見つかって阻止された。

 

 ある日、給食の時間、私が当番だった。

 皆、例によって、汚いから受け取りたくないと、ぎゃあぎゃあはしゃぎながら騒いでいた。

 例によって一番中心になって騒いでいるのは、親が訴訟を起こすと言った奴だ。

 そいつの頭からシチューをぶっかけ、椅子から蹴り落とした。

 掴み合いになっていると、教師が飛んできて言った。

 「黒田、お前が来ると騒ぎになるから、もう学校へ来なくていいよ。」

 

 今でも、その時の事を他人に話すと、「その対応はひどいね。」と言われるのだが、私はこの時、小躍りして喜んだのである。

 生徒も糞、教師も糞、とにかく糞しかないこんな場所に行かなくて済むんなら万々歳だった。

タイ映画にハマる

オキサイド&ダニー・パン兄弟監督の「レイン」と「ワン・テイク・オンリー」を観た。

私は、基本的にアクション物はそんなに好きではないんだけど、この2つは好きだなぁ。

 

なんでアクション物が苦手なのかと言ったら、一つには、私は常日頃から人の顔がなかなか覚えられないという事があると思う。

アクション映画にありがちな、設定がごちゃごちゃしてて、ちょっと似たキャラがいっぱい出て来る話は、もうそこで誰が誰だったか分からなくなり、ストーリーについていけなくなる。

もう一つは、完璧で強い設定の主人公やサブキャラにはあんまり感情移入できない所かな。

 

その点、、この2つの作品は、主要なキャストが皆、すごく印象に残る顔ばかりで、ストーリーもわかりやすい。

どちらも主演はパワリット・モングコンビシットという、メモらないと覚えられないような名前だけど、目力のすごいイケメンさん。

私は、イケメンというだけではコロッとはいかないんだけど、なんかこの人は印象に残った。

音楽もやっている人だそうで、可能であれば聴いてみたい。

 

「レイン」を最初に観た人の感想で、期待して観たら「ワン・テイク~」はがっかり、というのがあったが、私はどちらも気に入った。

「レイン」の主人公は耳が聞こえなくて、それでいじめられていたりしたが、やがて殺し屋になる。基本的にストイックで泣ける話であるが、「ワン・テイク~」はダメ男なチンピラ。

なぜか、私はどっちも感情移入できる所があった。

 

「レイン」の映像はカッコイイ。

「ワン・テイク~」は、なんというか、妙な所がタイ的でイイ。

 ヌルさとヤバさ、最先端な所と素朴な所が同居してる感じが。

 これはdisってるんじゃなくて、基本的に私はタイが好きなのだ。

 料理も好きだし、もうだいぶ前だが、旅行して感じた空気感とか。

 

 あ、もう一つ、アクション物が苦手な理由が、映像の切り替わりが早くてバタバタした感じがダメなのかも。

 その点も、この監督の映画は、そういう人にオススメ。

 逆にバタバタした感じの映像でないと物足りない人には向かないかもしれないけど。

 私は丁寧に作り込んでいる感じの映像が好きなので、そこがハマるのかもしれない。

 

 今後、少しずつ、この監督と俳優の映画は借りて観ようと思う。